恒大集団への懸念で米国株大幅下落。しかし暴落はないその理由。
20日の米株式市場は、中国の恒大集団の懸念による香港株の急落が波及し、大幅に株価が下落しました。
NYダウ-1.78% S&P500 -1.70% ナスダック -2.19%
と、久々の大きな下落となっていますね。
この下落が続くのかですが、一つのポイントが恒大集団への支援があるかどうかです。
中国政府からなのか別の機関からになるのか、恒大集団が支援を受けられるというニュースがでれば市場は回復を示すでしょう。
またもう一つのポイントですが、市場すべてが悲観的になっているかというと、そうではなく観光株、航空株は株価が上昇しています。
このことから一部の投資家は逆に好機とらえており、リーマンショックのような大暴落とはなりづらいということです。
つまり時間が解決し、ほとぼりが冷めれば株価は上昇する可能性が高いと思います。
ただし、米国株は高値から3%以上下がっていることや、ボラティリティも高くなっているため、そう簡単には回復はしないと思った方が良いでしょう。
またこれからFOMCでテーパリング時期についても言及があるでしょうから、その発言しだいで早くて9月末から少しずつ回復、遅いと10月までもつれ込むという状況にはなってくるのかとおもいます。
ただしこの間暴落というような下落ではなく、じわりじわりと下げ、徐々に落ち着きを取り戻し回復するという動きになると思いますので、焦れずに投資していく必要があるでしょう。
正直このレベルの下落は1~2年の間で起こるものです。
私も投資して5年目になりますが、コロナショックを除けばほぼ毎年洗礼を受けています。
この下落に耐えて、上昇トレンドに乗り資産は徐々に増えていくので恐れず投資をつづけましょう。
※投資は常識の範囲で自己責任でお願いいたします。
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