米国株と全世界株の同時保有は意味があるのか?
ここ最近SNSを見ていると米国株式(VTIやVOOなど)と全世界株式(VTなど)の投資信託を同時に保有していることの正否についてザワザワしています。
なんでこのような話になっているかというと、全世界株の投資信託にも米国株は含まれているのに、なんでまた米国株の投資信託を買っているのか?ということだと思います。
正直個人の自由だし、それで心が安定するならそれでよいと思いますが、それではこの話は終わってしまいますからね。
私の意見としては意味があるかないというとあると思います。
コアとサテライトに分けるという考え方
例えば全世界株を保有している人のコアな部分はやはり全世界株ですよね。
そしてサテライトの部分が米国株。
つまりリスクはあまりとりたくないけど、サテライトの部分で米国株の投資信託を保有し少しでもリターンを得たい、そして今みたいに利益を得られてリスクが高まったところなどで米国株の投資信託は売る。または将来米国が不調になり始めたら売る。
あくまでコアの全世界株の投資信託は売らずにガチホしていくという感じでしょうか。
私がコアがS&P500でサテライトが米国個別株で投資をしておりますが、スリム米国株は長期保有、個別株は売却OKという感じと同じですかね。
レバレッジをかけるという考え方
またもう一つの考えとしてはレバレッジをかけているようなものと思います。
米国株より全世界株の方がどうしてもリターンは落ちます。
そのため、とりあえず最初少しでもリターンを得るためにも米国株の投資信託も保有しリターンをよくするという考え方です。
先ほどもご説明したように全世界株には米国株が含まれていますから、これにさらに米国株を買い増ししているという感じでしょうか。
資産が増えた後の考え方
投資資産が多くなると、日々の変動は大きくなりますし高齢になりリスクはあまりかけたくないと思ったら、米国株の投資信託は売り全世界や債券などの安全資産にシフトすればよいのです
精神的に安心して保有を続け、願わくば市場の動きを忘れて保有し続ける方法を常に考えることが最善だと思います。
ただし米国株の投資信託はリスクが高いため、思わぬ下落にあってしまうと全体のパフォーマンスが落ちるのでその時のリスクを考えておいた方が良いと思います
まとめ
私の場合はバフェットの言う「NYダウは100年後100万ドルに達する」というのは控えめに言って確実に起こると思っています。
これはS&P500においても同様だと思っているので、全世界よりリスクは高いですが暴落しようが持ち続けたいと思っています。
※投資は常識の範囲で自己責任でお願いいたします。
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