老後の出口戦略、暴落リスクへの考え方。視点を変えればそれほど怖くありません。
投資をして資産が増えてくると、頭の中にちらついてくるは「暴落」という二文字だと思います。
この暴落へのリスクを回避するためには売却するしかないのですが、いつ暴落するかわからないのに売るわけにもいかないですよね。
そのため、この暴落による資産の減ることへの考え方を少し変えるのも一つかと思います。
例えば私が65歳になり仕事を引退したとします。
投資による資産は1億円になりました。
ここで考えることは「もしリーマンショック級の大暴落がきたらどうしよう。。」と不安なると思います。
しかしここで同レベルの暴落がきて50%下がり、資産が5000万円まで減ったとしてどうでしょうか?
恐れることはありません。この時点で最低限生活できる年金を受給しているのです。
リスク資産から引き出す額は最小限で済みますから5000万円も資産が残っていれば十分だと思います。
せっかく資産が増えたのに下がってしまった。。と嘆くより、生きていくためのお金は十分あると考えれば狼狽売りも防げます。
又例え暴落してもそこで永遠と停滞しているわけではなく、いづれ回復する可能性は高いわけですから売却さえしなければ、いづれ資産は元に戻る可能性があります。
資産を更に増やす最大のチャンスがまたやってきたのですから、入ってくる年金を果敢に投資してよいでしょう。
そのため、あれこれポートフォリオをいじりすぎてパフォーマンスが悪くなるよりも、シンプルにインデックス投資で引退するまで資産をできる限り増やし、引退後も保有し続けるという考え方もありだと私は考えています。
ただし、投資する商品はS&P500や全世界など成長し続けるものに投資をする必要があります。
日本のように成長が今後見込めない可能性があるものに投資をしてしまうと、下がったら二度と戻らないのではと不安が増大してしまいますからね。
いろいろな出口戦略案があると思いますが、正直個々の資産や家庭の状況によりまったくちがうものになるので何が正解かわからないのは当然なのです。
年金を支払っていなかったり、若くしてリタイヤして国民年金しかもらえなかったりすると、リスク資産に頼る必要もありますからね。
そのため投資家の様々な意見を取り入れてカスタマイズしていくことをおすすめします。
ちなみに私もまだまだ模索中の段階であることはいうまでもありません。
※投資は常識の範囲で自己責任でお願いいたします。
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