本当に今回の下落は長期金利上昇が原因??
ここのところ株式市場の下落が続いています。
このような時、メディアや投資家は原因は何かを探し「〇〇が原因だ」と報道したりSNSで拡散します。
ただしよくよくこれらを見ていると、全員一致していることはありません。
例えば今回の要因は「長期金利の上昇」「株価のバブルが弾けた」「ビットコインが原因」「テスラが原因」「ハイテクが原因」などバラバラです。
情報の中身やSNSを見ると「もっともらしい」です。
間違いではないのでしょう。
これらの情報を見た人たちが「金利がまた上がった!株価は下がる!」と騒げば、他の投資家は反応します。
しかしこの情報は後から見ると間違っていたりすることが多いようです。
昨年2020年の9月の下落時のことを思い返してみると、あの時も「株価は上がりすぎたことが要因」「ハイテクが原因」「コロナワクチン開発状況が原因」などいろいろな要因を持ち上げ議論されていました。
しかし今思い返すとほとんどが間違いで「ただの調整だった」ことがわかります。
そのため、今回も一時的に金利が上がり株式市場は下落し当たっているように見えると思いますが、ガス抜きされた株価は金利が上がっても株価が上がったりする状況になってくると思います。
そしてまた投資界隈はざわつき始めるという無限ループな状況です。
結局いまは市場に金融緩和によりお金が溢れていることから、短期的には右往左往する場面はありますが長期的にみればシンプルに上がるのです。
コロナショックの後からこの連続でしたが、こういった下落の要因に左右されずに投資を続けていた人が利益を得られているのです。
下落の要因ばかりさがしていると「大局をみることができなくなる」ことにもなりかねませんので、ほどほどに聞いておくことも今の投資のポイントではないでしょうか。
長期的な視野で投資し続ければ、今回のような調整なんて大した下落ではないと気づき、ぶれずに投資できると思います。
大切なことは適切な投資先を見つけシンプルに投資を続けること。
それがS&P500などの米国株への投資なのかと思います。
※投資は常識の範囲内で自己責任でお願いします。
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