投資の勉強をしないと米国株投資だけでは資産が増えない時代がくる??
投資はここ10年非常に好調で、日本においてもアベノミクスの恩恵を享受で来た人も多かったのではないでしょうか。
そしてこれからもこの勢いは続くと見ている強気の投資家は多く、特に米国株投資家においてはこの傾向があるように思います。
私としても米国株をベースで20~30年という超長期投資すれば資産はそれなりに増えるだろうと思っていますが、これから10年くらいは米国株投資だけでは資産が増えない時代がくると考えています。
何故なら「米国株はもう上がりすぎ」という単純な理由です。
ここ最近のセクターローテーションの動きでなんとなく理解できてきている人は多いと思いますが、投資の世界は機関投資家という大きな機関が大きなお金を動かしており、上がりすぎている米国株より、今後更に成長を続ける中国株にお金を移し始めています。
これから数年~10年ほど訪れるドル安局面において新興国への投資が活発になることを予測すると、米国株投資は10年ほど不遇の時代が訪れることでしょう。
そして日本から米国株投資をしている人たちは、円高ドル安という為替差損により資産がより増えない期間が長くなります。
この時点で投資や経済の勉強をしていないと、この不遇の時代に米国株投資家達は焦れて「米国株オワタ。これからは新興国株が熱い」と投資先を変更しだします。
しかし投資にはサイクルはつきもの、再び米国では金利が上昇し円安ドル高の場面が回帰して、根気強く米国株に投資していた投資家の資産は一気に増え始めます。
そしてドル安の恩恵が得られなくなった新興国株は再び下落し、投資先を変更した投資家達は永遠と資産が増えないというサイクルに陥ることになるのです。
つまり今後米国株は少なくとも資産が増えない時代は来るものの、いづれ活況になる時期が再び来ることを考えながらポートフォーリオを組む必要があります。
まずはこれから経済が活発に動く新興国株をポートフォーリオに組み込み、米国株で利益が得られない時代の恩恵を受けられるよう分散投資し時代の流れをつかみます。
まとめ
このように時代の流れを見ながら米国株と新興国をうまくリバランスしていくことで米国株集中投資よりも資産は増えやすくなるのではないかと思います。
いままでは米国株のみでも十分な資産は増えましたが、コロナ禍でこの状況は少しずつ変わってきています。
あくまで私の見解ではありますが、サイクルに気付いたことは私の資産形成において大きい出来事です。
投資の全体的な動き、サイクルを学ぶことで大きな失敗をせず資産を増やすことができるのかと思います。
ミクロからマクロ経済を幅広く勉強していくことをおすすめします。
※投資は常識の範囲内で自己責任でお願いします。
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