セクターローテーションの波に乗りたければ新興国株への投資は面白い
コロナ前よりハイテク株が暴落するかしないかが投資界隈で話題になっており、今のところ暴落とまではいきませんが、セクターローテーションによりハイテクセクターへの流入は控えられ、コロナ禍で出遅れている金融、航空、観光に資金が流入しています。
高すぎる株は売られるというのはこういうことで、利益が出ている機関投資家が高すぎる株を下落する前に利益確定し、これから上がるであろうとされる株やETFに投資を始めます。
セクターローテーションを信じない経験の浅い投資家が、一途に自分のほれ込んだ株やセクターに投資を続け利益を出せなくなるパターンもあるため、やはり分散投資は必要だと私も感じている今日この頃ですが、この度のセクターローテーションに乗り遅れたと指をくわえている人は今からでも遅くはありません。
これから新興国株への投資は活況を得る可能性があるからです。
現在米国では金融経済政策により、ドルは市場にジャブジャブの状態となっております。
その為ドルは全体的にドル安となっておりますが、この状態は新興国にとっては追い風で、ドル建ての債務の返済が容易になります。
また新興国の主な資源や商品は米ドル建てで取引されることから、新興国の資源の復調、経済拡大を後押ししていくことなります。
つまりこれから再び新興国市場は活況になる可能性が高いことから先進国⇒新興国へ資金が流入する可能性が高くなっています。
中南米株はドル安で最も大きい影響があるとされ、アジアにおいても中国や香港の企業がドル安から恩恵を受ける位置にあるとも言われています。
投資商品
新興国市場へ投資できる商品はいくつかあるかと思いますが、投資信託ならemaxis siim 新興国株式インデックスは純資産額は400億円を超えており、ETFなら米ドル建てになりますがVWOなどはボリュームをも大きく信託報酬も安めであることから安心な投資先ではないかと思います。
商品によって投資先も変わる為、良く調べてから検討いただければと思います。
また中国への投資ならFXI インドならEPI インドネシアならEIDO ブラジルならEWZなど成長するであろう国のETFへの投資も面白いかもしれません。
もちろんそれぞれの国がどの貿易に特化した国家なのかについて調べることは必須であります。
まとめ
このドル安の場面でどの国が成長するのか予測することは素人では難しいため、新興国全体に投資するということが安全なのかとおもいます。
また今回のセクターローテーションに限らず超長期的で考えるなら中国、インド、インドネシアへの投資は外せないのかなと私は考えています。
セクターローテーションなど面倒くさい、投資のことはあまり考えずリターンが多少落ちても安全に投資したいという人は全世界への投資をした方が良いというのはいうまでもありません。
※投資は常識の範囲内で自己責任でお願いします。
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