ハイテク株より金融ーを買え??買うなら今??
セクターローテーションについては昨日の記事でも書いておりますが、現在はハイテク株が売られ、景気株といわれるコロナ禍で出遅れている株にお金が流入しやすくなってきております。
ですが毎日ローテーションが行われているかというとそういうわけではなく、1週間ほどの状況をみていると、一進一退という感じでしょうかね。
ワクチンの治験が良い情報であればコロナ禍で成長したクラウドやホームワークなどの株は一旦売られ、コロナ禍で業績に影響があった金融、航空、観光などが上がるとい絵図が見えたことは投資家にとって大きいといって良いでしょう。
そのため、ワクチンの進捗状況によってセクターローテーションも一進一退な状況になると思われます。
とくにこれから年末~来年6月までの間で株式市場の動きは簡単に右肩上がりにはならずもどかしい動きをみせるのではないでしょうか。
もしワクチンが完成しても世界中に回るまで時間がかかり、その間に流行⇒ロックダウンを繰り返すということも想定できます。
しかし長期的にみれば、今回の新型コロナウィルスは数年内には克服される可能性は高く、一進一退を繰り返しながら少しずつ景気株は上昇していくのかと思います。
金融株を買うなら今??
では今本当にハイテク株より金融株を買った方が良いのでしょうか??
上記はQQQ/XLFの週足のチャートで、ローテーションの動きをアバウトですが確認できます。(QQQ:ハイテクセクターETF XLF:金融セクターETF)
コロナ禍ではQQQが買われ金融株が売られたため右肩下がりになっています。
しかしRSIをみると少しずつ右肩上がりになっており上昇傾向にあるのがわかります。(黄色のライン)
チャートでも下げ止まり、少し上がり始めているのがわかるように、現在0.09の抵抗線を超えようとチャレンジを始めています(薄緑のライン)
このラインをすぐに超えるか、しばらくかかるか難しいところですが、もしここを超えたとたらXLFの買いの圧力は強く、100日移動平均線(青いライン)をターゲットに上昇をしていくものと思われます。
さらに長期的に言えばパンデミックが終息すれば、コロナ前の水準くらいには上がってくる可能性もありますので、金融株を買うならこれからでも遅くないと思います。
ちなみに私はXLFや日本の金融株セクターのETFの1615には少し前より保有しており、利益が出始めています。
ただし新型コロナが終息せず悪化すると考えている人や金融株などはオワコンと考えている人は、景気株には投資しないという選択肢を取り自分の得意なところで投資をした方が無難かと思います。
まとめ
私は積立投資以外の投資については、短期的な売買というより中期~長期的な視点で考えたり、また規則性に従い予測して投資する方が好きですし性に合っているのかもしれないと最近感じています。
何より確実にリターンを得られるということは魅力的です。
コロナ禍において、私としてははある程度予測しやすい面もありますので、利益の出せる得意な土俵で勝負していきたいと思います。
※投資は常識の範囲内で自己責任でお願いします。
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