ファイザー コロナワクチンの治験結果に株式市場暴騰
9日の株式市場は大きな動きを見せました。
ヨーロッパ市場が開いたときは、ナスダック株が好調で株価が上がっていましたが、日本時間の21時ごろだったでしょうか、私が市場を確認した時NYダウが4%近くの暴騰し、ハイテク株が+0.8%とかなり開きが出ていました。
この動きは市場は閉じるまでの間に縮まることなく、終値はNYダウが+2.95% S&P500が+1.17% ナスダックが-1.53%となりました。
これは米ファイザーがコロナワクチンンの治験結果を好感したことが要因となったのは明らかです。
これからはハイテク株より出遅れている株がやってくる
これまではコロナ禍でも、業績の影響が少ない考えられたハイテクなどのグロース株が好調でした。
しかし今後ワクチンが完成し元の生活に戻ると市場は予測されたことで、不調であった航空、エネルギー、観光、リゾート、金融株などの出遅れた株が軒並み上昇しています。
私もこの動きにはなると考え、クラウド株は8~10月にかけてすべて売却し、金融株ETFのXLFを50万円ほど、日本銀行株ETFの1615も10万円ほど購入し保有し続け、昨日XLFは8% 1615も2.5%ほど上昇しています。
(ここまで大幅な上がりをするとは夢にも思いませんでしたが(笑))
絶好調だったズームなどのクラウド系の株は、セクターローテションによりかなり悲惨な状況になっていますが、期待先行で上がりすぎていた株は平均値に回帰しているともいえます。
このため今後ですが、セクターローテーションはしばらく続く可能性があり、上記のようなチャートの出遅れていた銘柄が上がってくる可能性があります。
個別株としてはコカ・コーラ、ディズニーなどはこれから面白いかもしれませんね。
ただ今回の株価の上昇は、「ワクチンへの期待」そのもので完成したわけでもありません。
期待先行で上がりすぎた株はしばらく調整となり少し下げてくるでしょう。
また大統領選挙もまだ確定したわけではありませんから、ここで上記の株に飛び乗ってしまうと損をする可能性もあります。
もし買うとしても中~長期で投資をする心構えは必要かと思われます。
※投資は常識の範囲内で自己責任でお願いします。
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