米大統領選挙バイデン氏勝利確実。
混迷を続けていた米大統領選挙は7日、ネバダ州でバイデン氏が勝利したとメディアが報じました。
これによりバイデン氏は全選挙人270人を確保したこととなり、次期米大統領就任がほぼ決まった形となりました。
トランプ氏も訴訟の構えなど見せておりますが、最終的には思ったより差が広がったことから、郵便投票での大規模な不正が見つからない限り覆すのは厳しいでしょうね。
バイデン氏の公約を確認
まだ確定はしていませんが、とりあえずバイデン氏の公約を確認してみましょう。
【経済対策】
賃金引き上がげと労働者の権利を拡充
雇用創出の原動力に投資
労働者に公平な通商システムの構築
勤労世帯のための税制改革
ウォール街の暴挙を抑制
貧困の終結
企業の独占化への取り組み
【環境政策】
パリ協定に即時復帰
5年間で5億枚の太陽光パネルを設置
【社会保障政策】
全希望者が加入できる公的医療保険制度を新設
薬価の引き下げ
医療保険制度のコスト引き下げ
【移民政策】
中東・アフリカからの入国制限を即時廃止
不法移民の市民権獲得へ工程表作成
【コロナ対策】
大統領就任初日にコロナ国家戦略を実行
全米でマスク着用義務
とトランプ氏と比べると協調を大事にしているように思います。
大局を見て株価が不安定な時期を乗り越えよう。
私としては今回の選挙結果は「残念」と「ほっとした」という気持ちが混在しています。
トランプ氏が再任すれば、実績はありますので株価は期待はできます。
しかし米国や世界が更に分断してしまう危険も高く、株価は過去4年間よりもボラティリティが高くなる可能性もあり、まさしくギャンブルのようになるのではないかという懸念も持っていました。
しかしもし今回バイデン氏が大統領になれば、民主主義は再び見直されより良い物になっていく可能性もあり、日本国民としての私の立場からすれば「ほっとした」という気持ちの方が強いように感じています。
これは世界の強権的な主導者に傾きかけていた流れを、元に戻すきっかけにもなると思われます。
中国、ヨーロッパとの貿易は再び正常化していき、コロナが終息すれば自国主義的なものは陰りをみせ、再びグローバリゼーションの流れになることを考えると、バイデン氏が就任したあとの4年間の株式市場は決して悪い物にならないのではないかと考えています。
(中国の領土問題や北朝鮮の問題もありますが、ここではとりあえず置いておきます)
米国経済に目を向ければ現在金融相場の真っただ中にあり、この先の業績相場に移行することを考えれば長期的にみれば見通しは明るいものになると思います。
つまり政治も経済も大局をみて予測をすれば、株価が一時的に不安定になる時期も乗り越えて資産を増やしていくことができるのではないかと考えております
※投資は常識の範囲内で自己責任でお願いします。
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