トランプ氏でもバイデン氏でも「是非に及ばず」やることは一つだけ。
米大統領選挙開票後数日が経ちましたが、いまだに勝者は確定せず混沌としております。
株式市場はバイデン氏有利という報道が強まった方が上昇しているようにも見えます。
現在上院は共和党、下院は民主党と「ねじれ」となる可能性が高く、この場合民主党の公約の「キャピタルゲインに対する税金を今以上に課す」ことについて困難になるとして市場は好感されているという見方もあるようです。
しかしトランプ氏は決してあきらめておらず、開票の差し止めや裁判をするための準備などを急いでいるようです。
はたから見れば潔くないという見方もできますが、トランプ氏としては自身のプライドとともに投票してくれた人たちへの気持ちも考えると簡単に引き下がるわけにもいかないでしょう。
そのため今回時期大統領が決まるまで時間はかなりかかるものと思われます。
予測されることとしては、追加経済対策の遅れにより経済の混乱、市場の暴落が考えられます。
しかし私としては「是非に及ばず」やることは一つです。
世の中の声に流されず定期的に積立て続ければ良いのです。
「是非に及ばず」とは、本能寺の変の時、敵が明智光秀と知った信長が言った言葉で、いくつか解釈がありますが、「良いこと悪いことを言っている場合ではない」「良し悪しを判断している場合ではない」という意味になり広く解釈すると「仕方がない」という意味合いとして使われます。
この言葉を現在大統領選挙の状況にあてはめる使うすると、今さらトランプ氏やバイデン氏について良し悪しを判断しても手遅れで意味がなく、積立投資家においては逆境になっても定期的に積立ていくしかないということです。
現在の結果を予知し、米国や世界は奈落の底に落ちることを予測できるのなら市場から退場したほうが良いと思いますが、今投資を続けている人はこういうことを乗り越えて世界は長期的には成長を続けると見込んでおり投資を続けているのかと思います。
つまり今起きている出来事に右往左往せず、勇猛果敢に積立続けることが最善なのかと私は考えています。
※投資は常識の範囲内で自己責任でお願いします
下記バナーポチッと応援いただけると更新の励みになります。