米国株再び下落。やはりアップルの影響??
30日の米国株は再び反落し、NYダウ -0.59% S&P500 -1.21% ナスダック -2.45%とナスダックの下落が大きくなっています。
これは昨日お伝えしたようにアップルの下落が大きく昨日-5%ほど下落してます。
株価は下落していますが、今回の減収はiPhoneの発売が遅れたことの影響が大きいようですが、タブレットなどの売り上げは順調だったことから、この決算内容は正直悲観されるようなものではありません。
ボリュームはやはりそれほど上がっていないことから機関投資家より個人投資家が売却しているように見えます。
ドルインデックス上昇でドル高になる??


さて米国株市場は米大統領選挙を目の前に控えかなり敏感に推移していますが、FXのドル円については、軟調な動きになっています。
左側のチャートはドル円のチャートですが、少しずつ右肩下がりになっていますね。
このまま下がり続けるでしょうか?
右側はドルの指標のドルインデックスで、時々為替より先に動くことが多い指標です。
円だけでなく、ユーロやポンドなどがバスケットになり、ドルが過大評価か過少評価されているかがわかります。
現在ドルインデックスは左のチャートのドル円にくらべて、ここ数日上がってきていることがわかります。
下のRSIも50を超え上がり始めていることから、来週以降もしかしたらドル円は上がる傾向にあるかもしれません。
前回ドルインデックスが一時的に上昇したのは9/24ごろですが、ドル円はその後上昇し10月初めには106円程までドル高になっています。
つまりドルインデックスの現在の値からみると、9月よりは低めであることから105円半ば位まで円高が進むことは想定できます。
このままドル安が続くかですが、大統領選挙による影響でめまぐるしく変わりますので読みづらいですが、下記を読み解くことができます。
- ドル円、ドルインデックスのチャートどちらも右肩下がりになっていること
- ドル円のRSIも2月の過大評価されているところから、これも右肩下がりになっている(黄色の線)
- 今後米国の追加経済政策を行うのは必然であり、3月のように109円位までは一時的に上がる可能性はある。
- しかしその後金融相場により再び市場にドルがあふれ、ドルの価値が再び下がる可能性があり、業績相場に移るまで円高ドル安傾向が続く。(一時100円を切る可能性もある)
上記の要因を踏まえると、ドル高にこのまま一気に上がり続けるのかというと限定的ではないかと思います。
あくまで私の見解ですが、2021~2022年ごろまでの予測を立てながら米国株投資家においてはドル転や投資をしていく方が良いのではないかと考えています。
FXの予測は非常に難しいですが、大局をみるとなんとなく考えていけるのかなと思います。
※投資は常識の範囲内で自己責任でお願いします。
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