NY株 -943ドル安の急落。
28日欧米での新型コロナ感染者数が増加し、各国がロックダウンなど再び外出制限を設けるなど経済の復活への懸念や、米国でも追加景気対策への見通しが立たないことから、米国株はNY株 -3.43% S&P500 -3.53% ナスダック -3.73%と今年の6月以来の急落となりました。
大統領選挙を前に絶好の買い場が来た??
さてこの下落は投資家にとっては絶好の買い場なのでしょうか?
チャートで見てみましょう。
- チャートはダブルトップを形成し下落の兆候を示しています。
- ボリンジャーバンドの下の線を勢いよく突き抜けています。
- ボリュームとしては9月の時より少しだけ少なくないですがほぼ同じ位です。
- マックディは青い線が下に突き抜けています。
- チャートには載せていませんがRSIは9月の下落時と同じくらいまで下がってきています。
上記のことから、下がる傾向にはあるものの9月の調整時とほぼ同等レベルの下落と思われます。
つまりこれから「何かしらの悪材料」がでなければこの辺りで揉みあうか回復をしていくと思われます。
「何かしらの悪材料」はいくつかあります。
欧米での新規感染者数増加によるロックダウンの規模が各国で広まる、追加景気刺激策の動向、米大統領選挙など大きなリスク要因があります。
その為、もしこれらの悪い情報が同時流れると米国株は更に下落をするでしょう。
その場合200日移動平均を目指し下落しますが、S&P500指数で言うと3100位、つまり現在3300から-5%ほどさらに下がるリスクがありますが、それ以上下がることは今のところ考えづらいと思っています。
つまり長期投資をしている方については、今は絶好の買い場とは言えませんが、買い増しする予定の金額を分けて、少しずつ様子を見ながら追加投資しても良いかもしれません。
または米国大統領選挙が終わるまで様子を見るかですね。
短期~中期的な投資においては、今は全力買いはしない方が賢明であることは間違いありません。
※投資は常識の範囲内で自己責任でお願いします。
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