米国株続落でどこまで下がる??
5日の米国株式市場は、開いてからしばらくは雇用統計の結果や前日の下落からの反発がありましたが、その勢いは徐々に弱まり下落していきました。
とくにハイテク株の下落は大きく、このまま下がり続けるかとも思いましたが、そこまで悪材料はなく調整の意味合いが大きそうな感じもしたので、20日移動平均を目安に下落するだろうと考えていました。
朝起きて分析するとやはりどの株も20日移動平均をターゲットに動いている感でしたね。
チャートを見てみましょう。
20日移動平均を目安にしてみよう。
QQQの日足チャートの場合ですがドーンと下がった後に、青い線の20日移動平均まで戻っていますね。
アップルも見てみましょう。QQQと同じですね。
今度は違うセクターで見てみましょう。
金融セクターのETF XLFであまり動きはありませんでしたが、20日移動平均あたりで揉みあっていますね。
株やETFによって多少は誤差はありますが、20日移動平均をターゲットに動いているようです。
まとめ
今後ですが短期的にはハイテクセクター特にQQQのボリュームが大きく売り圧力が強いので、しばらく下落が続くかもしれません。
勢いが強く20日移動平均を突き抜けた場合、50日移動平均をターゲットに下がっていくと思います。
その場合最高値から10%程度の下落にはなると思います。
中~長期的には今のところ読めませんね。
この下落に大統領選挙やコロナの感染者数、ワクチンの完成など不確実性が多いことなどから、少しの材料で利益確定売りの勢いが強まり乱高下するかもしれません。
特にハイテクセクターは中~長期的なチャートにした場合、まだ下がる余地は大いにあります。
また現在セクターローテーションにより、ハイテク⇒金融にお金が流れているとの見方もあります。
その為グロース株で利益が出ている場合は一部を売却し、金(ゴールド)や金融セクターに分散投資するというのも資産を守る方法になるのかと思います。
また大統領選挙が終わるまでは様子をみるのも一つではないかと考えています。
※投資は常識の範囲内で自己責任でお願いします
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