若者の自殺者が多い要因
先日俳優の三浦春馬さんが自ら命を絶ちました。
思い悩んでいたようですが、まだ詳しいことはわかっておりません。
才能がある方でしたので非常に残念です。
ご冥福をお祈り申し上げます。
今回のことは非常にショックを受けた方は多いと思います。
日本は世界に比べて自殺者が多く、特に多いのが15~34歳の若い世代の自殺者数が非常に多くなっています。
死因1位が自殺なのは先進国では日本のみという現状になっています(自殺対策白書より)
何故こんなにも自殺者が多いのでしょうか。原因としては下記となるようです。
「 いじめ」「 ネットいじめ」「 ヒキコモリ(他者からの孤立)」「 経済的な問題」「 受験での失敗」「 就活の失敗という結果」が主になるようです。
いじめは子供だけでなく社会人になってもみられます、そして最近ではSNSの誹謗中傷が社会問題となっています。
また受験や就活の失敗により人生の絶望を感じる方も多いようです。
経済的な問題はこれに直結してくるもので相関性はあると思います。
上記は日本だけの問題ではないと思いますが、文化やものの考え方が顕著に表れているのではないでしょうか。
コロナ禍こそ日本の仕組みを変えるとき「がんばるな日本」という考え方
以前にも記事にしましたが、コロナ禍で自殺者は例年よりも少なくなっています。
記事の書いた後の6月もまだ少ない状況が続いております。
理由としては学校や会社に行く機会が以前より減っているからと思われます。
やはりこれから言えることはに日本の社会システムは生きづらく見直すべき時がきているのです。
受験や就活の失敗しても、ちゃんと生きていくことができる世の中に変えていく必要があります。
すくなくとも私は大学に行っていませんし、仕事も若いときは転々としていましたが、現在は安定した仕事につき問題なく生活することができています。
つまり若いうちはいくらでも挽回できるし、生き方次第でお金持ちにだってなれるという文化にしていかなければいけません。
これは大人達の考え方を変えなければいけませんし、社会システム自体を変えていかなければいけません。
人々の考えを変えるのは容易ではないですし、長い時間がかかると思いますが変えるとしたら、このコロナ禍が絶好の機会なのかもしれません。
CMで「がんばるな日本」というフレーズを最近耳にします。
コロナや災害からの復興という視点からみると「がんばるなとはけしからん」などという意見もありそうですが、この考え方こそ変えなければいけません。
日本人はいままで頑張りすぎていたのです。
戦後すさまじく発展し災害にも負けず復興してきたため、日本人はつらい時でも「頑張ろう日本」と考えを皆で押し付けあってきました。
しかしもう限界なのです。
複雑、高度な社会システムに変わった今感情論だけではついていけなくなっているのです。
「頑張りすぎない社会」「つらいときは一度休んでも社会復帰が可能な世の中」に変えること、それこそ未来のある才能豊かな日本の若者の自殺者を減らしていける方法なのかもしれません。
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