米国株価下落
24日の米国株式市場はー2%超の急落をしました。
NYダウ -2.72%
S&P500 -2.59%
ナスダック -2.19%
要因は下記の3つにあるのかと思います
ドイツで再びロックダウン
ドイツでは4月後半から制限が段階的に解除されていましたが感染者数が増加しており、ドイツ西部のノルトライン・ウエストファーレン州政府は、ギュータースロー群をロックダウンしたと発表しました。
この報道を嫌気したヨーロッパ市場はー3%前後の下落をしました。
米国の感染者増
そして米国もドイツのロックダウンを嫌気したことや、米国でも4月以降で1日の感染者数で最多を記録しており、ニューヨーク、ニュージャージー、コネチカットの州で自主隔離を義務付けたことを市場は反応しました。
IMF「前代未聞の危機」発表
そして株価下落の拍車をかけたのは、IMFの発表した最新の世界経済見通しで、2020年の世界全体の成長率をー4.9%に引き下げました。
新型コロナウィルス感染拡大に伴う各国の経済損失が想定以上に深刻化し、回復が緩慢になるとの見通しとなりました。
この成長率は1930年代の大恐慌に次ぐ景気後退なるとのことで、この発表を受けた直後米国株は更に下げました。
今後米国株はどこまで下げるのか予測
S&P500の中期的な予測にはなりますが、まず赤いラインの50日移動平均を下回るかが鍵でしょうか。
本日米国では新規失業保険申請件数などの重要な指標が発表されるため、ここで悪材料が出れば更に下落する可能性もあります。
株価でいうと3000ポイント付近で揉みあうか一気に下回わるかがポイントなると思われます。
ここを一気に突き抜けた場合は青いラインの200日移動平均が目安になり、2700~2800くらいまで下げる可能性があります。
先物も今のところ大きな動きを見せていないため指標結果待ちでしょうか。
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