抗議デモ広がる中株価はしばらく下落するのか??
コロナショックから回復し続けていた株式市場は6/11大きく下落し、多くの投資家が当面の下落を予想し先物も下げております。
少し前までは好材料が多く下がる要因が見つからない状況でしたが、今は逆に下がる要因の方が多いといったところでしょうか。
下がる要因としては世界中で行われている抗議デモによるものが大きいと思っております。
特に米国では先週再びアトランタで黒人が警察官に射殺される事件が起こり、これに対して抗議デモが大きくなってきているようです。
そして集団で密状態の中大声で抗議していることから、感染が急拡大してきており一部の州では感染者、入院患者が急増してきており、再び死者数の増加が懸念されております。
またこの抗議デモにより11月の大統領選挙への影響は大きくなると思われ、トランプ大統領は今のところ劣勢となっております。
このため市場はしばらく下落するものと思われます。
とくに昨日触れました「にわか投資家」による株の売却です。
こうした悪材料の多さ、投資の専門家による暴落の予測などを目にして株価が下がり出すと、にわか投資家はそれを簡単に信じて投げ売りしだすのです。
にわか投資家は米国では特に多く、給付金を市場の回復を予測して株購入に充てた人はかなりいるようです。
そうしたことから株価は一段と下落すると思われます。
積立投資家がとるべき行動
市場が下落することを予測できている今、積立投資家がすべきことは単純です。
わかっていてもいま一度確認をしておきましょう。
①何もしない。証券口座も見ない
積立投資をメインに行っている人は、いま下落しているからとワザワザ証券口座を見に行く必要はありません。
私のリスク資産の推移でもみておいてくださいww
②定期積立は着実におこなう
また下がり出したからと積立てをやめてしまうと、もし予想に反して株価が値上がりしたとき逆に損をしてしまいます。
自動的に積み立てるシステムを使って定期的に積み立てましょう。
③資金に余裕があるなら少しずつ追加投資
資金が余裕があるなら、もし大きく下落し始めたときはルールを決めて少しずつ追加投資します。
ルールを決めずに投資すると感情的に追加投資しすぎてしまいます。
10%下げたら5万円 20%下げたらさらに5万円と決めておくことをおすすめします。
間違っても全額投入しないことです。
上記3つの行動を冷静に行うことで市場はいづれまた回復しだします。
投資先が長期的に成長すると信じているのであれば一時的な下落に不安になることはありません。
まとめ
積立投資を長期間投資していると、一番の罠はせっかく増えた資産が減ることを目にしてしまうことです。
私も何度もこれを目の当たりにしてきました。
150万円まで増えた!!と思ったら次の日から40%近く減るのです。
暴落の程度は違えど投資を始めて以来私は3度体験しています。
資産が減ることに慣れているとは言えやはり心中穏やかではありませんし、投資行動に影響を与えるのは間違いありません。
賢明なる投資家は上記3つを守ることで着実に確実に資産を増やすことができるでしょう。
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