eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の純資産額増


新型コロナウィルスは日本では少しずつ感染者数は収まりつつありますが、米国ではいまだに1日2000人を超える感染者数が増え続けています。
経済へのダメージも大きく、大手のデパートなど破産法適用の申請が相次いでいます。
長期的に経済は安泰と思われていた米国もデフォルトとまではいかないと思いますが、マイナス金利の導入を検討しだしており、今後デフレへの懸念もあり経済の低迷も予測されます。
そんなコロナショック真っただ中、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の純資産額が増え続けています。
3月の暴落時にはさすがに純資産額は減りましたが、その後勢いは増しており920億円を超えています。
上記のチャートで見るとよくわかりますね。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が人気な理由
通常であれば、このような中であれば全世界や先進国などのより分散しているファンドへの投資する流れになると思われますが、他のファンド純資産額を見る限りeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)程の増え方には至っていません。
一つの要因はリターンでしょうか。
下記がeMAXIS Slimシリーズのファンドの一覧です。
大きく下げたように思われる米国株ですが、現在1年間のリターンは-1.6%ほどとなっており回復も早かったという印象です。
現時点ではどのファンドよりもリターンが回復していることが分かりますね。
暴落時のボラティリティは米国株の方が大きかったと思いますが、その分勢いを増して回復している感じです。
ハイテク株の好調さは一要因でしょうか。
この目に見えるリターンの差で投資する人が増えている、または投資額を増やしていると思われます。
これからも米国株への投資がベストか?
これからも米国株への投資がベストかというと、私としては米国だけに投資をすれば良いとは思っていません。
やはりカントリーリスクはありますし、最近のトランプ政権の危うさも感じていますからね。
ただ全世界や先進国、新興国に投資をすることもベストとは思えません。
何故かというとやはりこの中にデフォルトの可能性が高い国も含まれており、コロナショックの影響により今後更に米国とのリターンの差が広がる可能性もあるからです。
先進国や全世界株式の中で今後10~20年間で、コロナショック前の水準まで回復しない国は多く出てくると思われ、こうした国がリターンに大きな影響を与える可能性があります。
こういったリスクと考えると有力な企業も多く、経済の回復の早い米国へ投資をする方がベターと思っています。
あくまでベターです。
まとめ
私の見解であるため、先進国中で米国を上回る国が出てくれば、全く違う結果になってきます。
アフターコロナの世界は、パワーバランスが変わる可能性もあります。
いち早くコロナを終息させ経済が戻った国が発展するかもしれません。
今まで通りアメリカが一番かもしれません。
これは誰にもわかりませんので、今リターンが良いからではなく、今後世の中がどうなるのかを自分で考察をして投資先を決めることが大事ということです。
今後米国がまったく成長しないと考察すれば、私は潔くポートフォーリオを変更するでしょう。
投資は意地でやるものでもありません。
感情は捨ててお金を増やすベストまたはベターな選択をしていくだけだと思います。
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