コカ・コーラとは
バフェットも愛飲し長期間投資しているコカ・コーラは、世界で知らない人はいないといってもいい清涼飲料メーカーです。
売上高の過半をコーラーなど炭酸飲料が占め、残りをジュース、水、お茶やコーヒーで残り半分を占めています。
特に炭酸飲料は世界市場をほぼ独占し、他の飲料も世界シェアはトップになっています。
Investor Overview – Updated for 4th Quarter 2019より抜粋
コカ・コーラの業績
その為、業績も非常に良好で、57年連続増配し続けております。
コロナショックとなった今期はどうでしょうか、4/21に発表しました、第1・四半期決算としては、売上高と利益が予想を上回りました。
(※第1・四半期の純売上高は1%減の86億ドル。アナリスト予想平均は82億8000万ドル。特別項目を除く1株利益は0.51ドル。市場予想は0.44ドル)
今後コロナの影響
第1・四半期は予想より悪化しなかったコカ・コーラも、第2・四半期は影響が大きくなると警告しています。
感染抑制に向けた非必須事業の営業停止に伴い、全世界の販売数量は4月に入り約4分の1減少しました。
ロックダウンによる買いだめや、ネット販売では急増しておりますが、先行きの見通しについては不確実性が高いようです。
コカ・コーラーのチャートを見てみよう
上記のファンダメンタルズについては、市場はすでに織り込み済みでしょう。
次にテクニカル分析ですが、コカ・コーラは長期投資に向いていると思うので長期間のチャートを見てみます。
月足のチャートになりますが、10年移動平均でみると今このライン(43ドル付近)のところで揉み合っている印象ですね。
この43ドル付近は1998年や2015年付近あたりで、何度か上にチャレンジしているところでもあるので、このラインから跳ね返って回復するのか、突き抜けて下落するのかは目安にしても良いかと思います。
マックディ(MACD)は青いラインが赤いラインを突き抜けて下落していることから、株価は下落するかもしれませんが、ボリュームは小さくなっているので、よほどの悪材料が出ない限り、今は10年移動平均を突き抜けてさらに大きく下落する可能性は低くなっていると思います。
コカ・コーラは今が買い時か
コロナショックの先行きは不透明ですが、コカ・コーラは増配率は下がる予測はされているものの、増配を継続する方針を示しており、株価の戻りによるキャピタルゲインと配当に期待できるのであれば、長期的には今は割安感があり買い時ともいえます。
まとめ
懸念としては米中貿易摩擦による業績の更なる悪化ですが、長期的に考えるのであれば、やはりコカ・コーラは今後も世界で飲み続けれられると思われ、緩やかながら再び業績は右肩上がりになると考えています。
現在1株43ドルですから私のような兼業投資家でも買いやすい株の一つです。
ハイテク株は現在好調ですが、既に回復し高値圏に達していることから、これから株価が回復していくコカ・コーラの方が可能性を感じられます。
無理のない範囲で定期的に買い増して、長期間焦らず投資できるのなら私はコカ・コーラへの投資は今後もありだと思います。
※投資は常識の範囲内で自己責任でお願いします。
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