ギリアド・サイエンシズの株価急落
23日米ギリアド・サイエンシズの株価が一時8.5%下落しました。
新型コロナウィルス感染症の重症患者を対象に中国で行われた臨床試験で、同社の抗ウィルス治験薬レムデジビルが有効性を示さなかったとWHOが公表した草案文書の情報に基づき報じられたことで株価が下落しています。
※ギリアド・サイエンシズについての記事は下記よりどうぞ
情報は誤報だった
これに対してギリアドは声明で、中国で実施された試験は被験者が少なく打ち切られたため、結果は確定的ではないと反論しました。
WHOは、ギリアドの試験に関する草案文書が誤ってウェブサイト上に掲載され、ミスが発覚した後に削除したと説明しています。
WHOは世界を混乱させている??
コロナウィルス感染拡大について、WHOの判断及び報道が世界中を混乱させているという意見が大きくなってきています。
確かにこの感染症の初期段階でも中国への強い介入と調査、世界への注視の呼びかけを行っていれば、ここまでの状況にはなっていなかったと思われます。
感染が広がったとして、もっと死者数は減らすことはできたのではないでしょうか。
何故強い介入ができなかったのでしょうか。
一説にはWHOテドロス事務局長と中国の癒着です。
WHOは中国の拠出金が増えて来ていることから、中国への強い介入ができなかったともいわれています。
実はテドロス事務局長の戦略??
しかしテドロス事務局長の中国への対応は、実は戦略であったのではないかとも言われています。
この感染拡大のさなか、テドロス事務局長は中国は透明性のない国と知っていたからこそ、あえて怒らせないような方法を取り情報を取りやすくしたとの見方もされています。
もし中国の否定的な発言を繰り返せば、まったく情報を得ることができず、もっと悲惨な状況になっていたのかもしれません。
まとめ
結局WHOはどのような対応していても批判されてしまうということです。
各国から支援を得て活動している以上、何かしらの大人の配慮をしなくてはいけなくなってしまいます。
やはりWHOは独立した機関でなでければ機能しませんので、今後システムが変わっていくのかもしれませんね。
上記のことから日々様々な情報が流れますが、流れてきた情報をすぐに信じるのではなく冷静になり正しい情報なのか調べる必要がありそうです。
投資においてはより慎重な行動が必要なことは言うまでもありません。
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