中国で感染者数が再び急増
感染が落ち着き始めていた中国では、移動制限も4/8に解除され武漢でのロックダウンが終了しましたが、感染者数が再び増加傾向にあります。
- 4/3 +19人
- 4/8 +43人
- 4/12 +108
と4/12には感染者が再び100人を超えてきました。
この増加はコロナウィルスの第二波襲来となる可能性が高まっているといえます。
過去の伝染病でも第二波、第三波と襲ってきたという記録もあります。
ワクチンができない限り人類はウィルスとのイタチごっこは続くのです。
コロナ対策 欧米式と日本式がある
コロナウィルスとの闘いが長期化しそうな様相を呈してきている今、日本と欧米のコロナ対策が比較され始めています。
欧米:移動制限+賃金補償
日本:外出自粛+休業補償なし
となっており、日本国民は規制の緩さと補償の悪さに絶望すら覚え始めています。
しかし確かにこのコロナウィルスが短期的に終息すれば、欧米型のコロナ対策は有効でありますが、1年、2年と長期化した場合、この政策を継続できるのかというと財源の問題から難しいと思います。
そのため感染者は一気に減ったところで、武漢のようにロックダウンを解除することになりますが、再び感染が爆発するという事態になり、その度にロックダウンするとなるとコストが莫大になります。
財源が底を付ければデフォルトのリスクも高まります。
対して、日本式の場合、緩い規制と休業補償がないことからコストは抑えられますが、感染者数は一気に減ることなく、常にどこかで感染者が増えるといった事態になるはずです。
まさしく北海道のように緊急事態制限を繰り返しながら耐えていくということになります。
また補償の対象となる人や会社が少ない日本の場合、中小企業の倒産が増え困窮する人が増える可能性もあります。
また緩い規制から感染を抑えきれず医療崩壊につながるリスクが非常に高くなります。
欧米式と日本式どっちが正解??
コロナウィルスの終息がわからないため、どっちが正解かは今のところわかりません。
国家を破綻させず、困窮者を救い、ワクチンができるまで感染者を増やさず耐え抜く、そんな政策が必要になっています。
日本の場合中小企業の雇用者数は、日本全体の70%を占めている為、失業者が大量に発生した場合、困窮者は増え、感染は抑えらないといった最悪な事態になる可能性もあります。
医療関係者が休まず従事しているのに、のんびりソファに座って紅茶を飲んでいる場合ではありません。
いまこそ真のリーダーシップが必要な時なのです。
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