NYダウが回復
4/8のNYダウは+779ドル(+3.44%)上昇し底からの回復を続けています。
米国では再び死者は増えていますが、このまま回復していくのでしょうか?
過去のデータからみると再び暴落する??
CNBCで参考になるデータを見つけました。
このデータは私が参考にしているハワードマークス氏の公表しているデータで、ウォールストリートで広く読まれているそうです。
これによると過去のITバブルとリーマンショックでは、最初の大規模なカムバックラリーが続いた後に、最終的には底値に達するまで急落したとのことです。
2000年ITバブル
S&P500はITバブルの際2000年9月と2001年4月の期間に-27%下落しました。
そして次の期間で19%上昇を見せますが、その次の期間で更にー26%の下落。
その後2002年の3月まで22%超の回復をみせた後に-33%下落し2002年の10月に底を付きました。
20007年リーマンショック
上記はリーマンショックの時のS&P500です。
パーセンテージこそ違いますが、1度、2度と底をつけ上昇した後に下落していますね。
今後について
トップのチャートはNYダウですが、現在2度目の下落の後の上昇となっていますので、ここから大きく下落し2番底に向かう可能性は高いのかもしれません。
ハワードマークスも「今後数か月のうちに市場がかなり下がると言って問題ない」と書いています。
過去のデータがそのままなるかは誰にもわかりません。
ただ現在AIによる分析・取引が中心になっているのであれば、このデータどおりの動きをする可能性は十分ありえるのかもしれません。
まだまだ極端な動きをみせている市場ですから、「落ちてくるナイフは掴むな」の格言どおりの行動をすれば良いのだと思います。
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