熱狂から恐怖へ
株式市場は昨年末の勢いをそのままに、年初から上昇しつづけ投資家の心理は熱狂へと移りました。
米国のイランへ攻撃も一時的なものに終わり更なる株価の上昇を始めた時に、新型コロナウィルスのパンデミックが始まりました。
最初は楽観視した報道も多く、株式市場も大きな動きは見せませんでしたが感染者が増えるに従い日経平均株価は下落。
更に17日内閣府は2019年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値は、前期(7~9月期)比で1.6%減と発表。
衝撃的だったのが年率換算では6.3%減になるとのことでした。
昨年の台風や消費税の影響も受け個人消費はマイナスに転じ、米中貿易摩擦から設備投資や輸出も振るわないことが要因でした。
これにより投資家心理としては熱狂から恐怖へと移り始めると予想されます。
今までは米国株に引っ張られ株価は好調に推移し、投資家も楽観したことで株式市場にお金が流入し続けましたが、今回のGDPの報道も受け投資家はもはや日経平均の上昇の余地はないと市場が暴落することに恐怖を感じ始めます。
SNS上ではすでに日本株を売却している人も出てきており、恐怖が連鎖し更なる下落を生み、もはや誰にも止められない状況なる恐れがあります。
パンデミックで日本の経済活動もSTOPしだしており、好景気に期待した東京オリンピックも開催が危ぶまれ、もはや日本はリセッション入りは濃厚といっても良いのかもしれません。
まとめ
市場の動きをおおまかに予測するには、投資家の心理が今どこに向いているのか確認することはとても重要だと思っています。
便利なツールとしてはSNSやブログで投資家心理で探ることができます。
SNSはリアルタイムに群集心理を読み解くには便利なツールであります。
私はこの群集心理とは真逆の行動を取っていきたいと思っています。
市場が熱狂的な時は投資は控えめに、市場が失望へと変わった時に積極的に投資をしていくことで損失を抑えつつ将来の大きなリターンを期待していくことができるのです。
ちなみに米国株の投資家心理としては楽観~熱狂の間位と思われますが、突如として恐怖へと変わる場合もありますので、今は慎重に投資をする方が望ましいと私は考えています。
※投資は常識の範囲内で自己責任でお願いいたします。
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